塾のWEBサイトはユーザーの7割程度がスマートフォンと考えられるCtoCビジネスであり、スマートフォンに対応した最適化表示に重点を置いたデザインが必須と言えます。

また、塾のサイト制作では生徒のタブレットでの検索が多いという特徴もあり、タブレットでの最適化表示にも注意を払う必要があります。

赤を基調にやる気をサポートし、情熱や活力を生むようなエネルギーをイメージさせることができるようにデザインさせていただきました。

CTAと今回より導入した体験入学のCV率の最大化のためにクリックへのスムーズに誘導できるように設計させていただきました。

授業料とアクセス情報、体験授業の内容の3つのコンテンツは、入塾において最も決め手になる要因です。CTA（電話問い合わせ）を含めた体験入学でのコンバージョン獲得をKPIとしてWEBサイトをリニューアルさせていただきました。

今回のリニューアル制作においては既存の生徒と親に向けたアンケートの実施をお願いしました。

アンケートは生徒や親のインサイト、入塾に至るまでの行動パターンを理解するためであり、同時に強みを発見し、STP分析を行い、現在のセグメントに向けたコンテンツの強化を行うことを目的に実施していただきました。

授業料や住所など、現実的に通えるポイント以外で重視するポイントは人によってばらつきがあります。

合う・合わないの要素と言えるものであり、判断材料となる要素は見える化や体験できるようにすることで優位性や特徴を伝えるコンテンツが必要であるとの考えから、塾での学習から家庭学習管理までのフロー、学習を継続させるための目標設定の大切さに重点をおいたサイト構成とご提案させていただきました。

数あるマーケティング施策のなかで、今夏のリニューアルにおいて最も重要視したのは、「顧客の課題と自社の特徴との関係性からバリューチェーンをもとに戦略を描く」でした。

既存生徒にご協力をいただいたアンケート結果をもとに、バリューチェーンのもとになるに塾の運営者様と選定材料となるチェックポイントに関するヒアリングに相当な時間をかけ言語化・視覚化していきました。